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2017年1月19日木曜日

ライフイズすげーシンプル。落語があるじゃないか〜最近気になる人、春風亭一之輔さん


「最近気になっている人は?」という質問を受けたとき、今一番最初に浮かぶ人はこの人、春風亭一之輔さんである。

春風亭一之輔ウェブサイト「いちのすけえん」
http://www.ichinosuke-en.com/


苗字からもわかる通り、落語協会所属の落語家さん。

彼のことを知ったきっかけは、たまたまご縁があって行かせてもらった三代目の橘家文蔵さん襲名披露興行に出演されていたからで、最近あまり落語を聞かない、昔聞いていた時も上方落語ばかり聞いていた人間としては、失礼ながら全然知らない人だったわけである。

一人目に前座さんが出て、二人目が一之輔さん。

演目は「蝦蟇の油」。商人の長ゼリフが聴きどころの落語です。

感想はめちゃくちゃシンプル。すげー面白い。落語すげー。


落語は音楽でいうとジャズのような要素を持っているものだけど、一之輔さんは型がありつつもフリー。

かといって敷居が高いわけでもない。なんだかすごく自分の感性と近いものを感じたですよね。


気になって一之輔さんという人のことをいろいろ調べてみると歳は僕よりちょうど十個ほど上、中高の頃はラジオをよく聴いていて伊集院光やオールナイトニッポンを聞いていたとのこと。

ここで腑に落ちました。「ああ、なんだ、この人同じフィールドの人だ!」

時代は少しずれますが、僕も深夜ラジオをよく聴いたくちで、一之輔さんの落語から感じる親しみやすさというのは、まさにそういう同じルーツだからなのではないかと思いました。

あの夜中に大笑いする親密さがどことなく漂うんですよ。


他の落語家さんはどうなのかわからないけれど、一之輔さんは海外公演や落語で全国をまわるツアー「春風亭一之輔のドッサりまわるぜ」(略して「どさ回り」)をはじめ、CDや書籍などマルチメディアに活動をしていて、最近の音楽の売り方に似ているなーというようなことを感じました。

最近は星野源さんをはじめ、喋ってよし、書いてよしの芸能人が多いですよね。

落語業界という、近くはないけど遠くはないところをちらちらと気にしつつ、参考にしつつ、これからも目が離せない人だなあ、と思っています。


僕はもちろん音楽が大好きですが、芸術全般、すばらしいものはなんでも気になります。

音楽内のジャンルだけでなく、もっと大きな枠でのクロスオーバーも面白いのではないかしら。

うーむ、夢が広がります。いろいろと考えていきたいですね!



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