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2017年10月30日月曜日

最近のこと


10代の頃聴いていた音楽、特にジャズ。
その当時から「かっこいい!」と感じていたわけですが、ふと思ったわけです。
「具体的に何に心惹かれていたのだ?」

思い立ったが吉日、それからここ数日、時間があれば昔に聴いていたジャズの耳コピをしています。
まずは大定番のWes Montgomery "Four on Six"から。
自分でも不思議に思うのだけど、ずっと大好きな曲ながらちゃんと研究したことがなかったのです。

しっかりコピーしてみるともう、出だしから堅実なコードトーン・アルペジオかつスリリングなライン。
ドラムのフィルのような多彩でグルーヴィーなリズム。
僕がこの人のプレイが大好きだった理由、もう少しわかってきた気がします。

僕は音楽や文芸の歴史を考えることが好きで、どちらかというとジャンルという枠でとらえて理解する方なのですが、リスナーとしてはあんまりジャンルに捉われる方ではないようです。
というのも、Wes Montgomeryも、僕がずっと好きなJam Bandの音楽も、共通して僕をとらえて離さないもの、それの正体に気づいたからですね。

それはリズム。
気づいたのはここ最近の話で、自分の練習の比率がリズムに大きく傾いてから。
練習することで物差しが細かくなったのでしょうね。
20代の半ばはあまりビートを感じさせない前衛的なものを好んで聴いていたので、どちらかというと音の重なり方に興味がありました。
当たり前のことなんですが、グルーヴィーなリズム、いいですね。

長らく音楽をやってきましたが、いまだ見るポイントを変えると驚きの連続です。
しばらくJazzをコピーしつつ、学ぶ日々が続きそうです。
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