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2025年1月6日月曜日

4度と6度の堆積コードを実際に曲に当てはめてみる

こんにちは。でわひろきです。

最近ブログで更新していた堆積コードを実際の曲の中で使うとどうなるか、を本日はお聞かせする回です。

使用する曲はLE SSERAFIMの『Good Parts (when the quality is bad but I am)』
ポップで馴染みやすいメロディとシンプルな繰り返しコード進行なので、堆積コードの響きを比較しやすいかと。

まずは原曲を聴いておきましょ。


次は聴き比べ。
原曲通り->4度->6度。最後は気に入ったコードだけ使って更に伴奏っぽくしてみました。

いかがでしょうか。コードであれスケールであれ、何かしら自分の感想や印象を持っておくと整理しやすいので、常に「自分がどう感じているか」を観察しながら聴きましょうね。

僕は4度と6度ともに、コードによりけりという感じですが、うまくハマるものは雰囲気があって良いなーと思いました。
この動画のように曲に合うコードだけを選ぶでも良し、いっそのことメロディの方をもう少しフィットするようにしたりとかね。
もしメロディを作ったりインプロヴィゼーションをするときは、コンセプトである4度と6度の堆積をフレーズ作りに取り入れると、もっと親和性の高いメロディが作れそう。

2025年1月5日日曜日

6度堆積コードも使ってみよう

こんにちは。でわひろきです。

今回は4度堆積コードに引き続き、6度堆積コードもご紹介します。

一番基本的なコードである3度堆積と比べると倍の距離感。この響きを聴いたとき、一番最初に思い出したのがエリック・サティのピアノ曲。

構成はF6のドロップ2ヴォイシングといわれた方がしっくりきます…が、これが6度堆積の世界なのでございますよ。

あくまでも6度堆積なので、登場しない3度と5度は省略していますが、もちろん3度堆積+テンションの考え方でも全く問題ありません。
こちらの方が使いやすいかな。

求めるサウンドによって使い分けてみてください。

2025年1月2日木曜日

4度堆積コードをカジュアルに使ってみる


こんにちは。でわひろきです。

今回は4度堆積コードを気軽に使おう、響きを知ろうの回です。
これを書いているのは1月2日。
「3度も良いけど4度もね」の時期ということで(若い子には伝わるんかしら)。

さて、そもそも4度堆積とはそもそもなんだろうということなんですが、まずは皆さんが普段使っているコードの設計を知ることから始めた方が分かりやすいかも。

まず度数(3度とか4度ってやつね)これは音と音を数えるための単位です。

例えばCコードの中身はドミソ。
ドを1度だとすると、ミはド(1)レ(2)ミ(3)と3度になるわけです。今度はミを1度としてソを数えると、これも3度。このように3度を堆積して作られていることが分かります。

それでは4度堆積とはどういうコードか。お分かりの通り、4度の距離で音を積んでいくわけですね。
ドから数えた4度はファ、ファから数えた4度はシという調子。

皆さんの普段使っているコードは3度堆積なので、そもそもの仕組みが違うコードってわけです。
それ故に使い方が難しそうだったり、特定の時にしか使えないのでは、という懸念が生まれやすいのですが、あくまでも普段の演奏の中でカジュアルに使える4度堆積コードを作ろうということで今回は作ってみました。

コード表はこのブログのトップにある画像ですので、ぜひみながら弾いてみてくださいね。

動画では、実際のコードの響きと押さえ方を確認できます。
結構捉えどころがないというか、独特の雰囲気を持っているコードなので、この雰囲気が好きな方は積極的に使ってみては!

コードのお話が面白い、もっと知りたい方はレッスンでもお伝えできますよ〜。

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