旅路にて

今年は夏の福島に続いて、冬は大分へ仕事で伺うことになりました。
日本内外を飛び回って仕事するのがミュージシャン…という憧れが幼い頃にあったので、なんだか誇らしい気分になったりもします。
徳島から東京へ出てきてしばらく経ち、気がつけば東京にいることが日常となりました。
上京したての頃は見るものすべてが新鮮でワクワクしたよなあ、となんとなく覚えています。
同じ日本でも景色が違えば空気の匂いも違う。
当たり前のことだけれど、今年赴いた福島で改めて感じました。
もちろん、新しい場所だけが新しい感興をあたえてくれるわけではありません。
過去のことを思い返してみると、その頃から成長していくたび、物の見方や感想が変わっていくことを感じています。
楽しかったこと、悲しかったこと、もっと頑張れたこと。
ネガティヴに捉えていたことでさえ、今の僕が立っている足場のレンガのひとつひとつ、必要なことだったように感じるのだから時間というのは不思議なものですね。
同時に足場を補強してやらないといけない場所も。
次の大分はどんなところで、何を与えてくれるのか、今からとても楽しみです。
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