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2017年2月6日月曜日

時限式ブログのススメ〜パラオに浮かぶ読点


ぶっちゃけてしまうと書きたいことはたくさんあるが、義務感を持って書かなければいけない事柄はないのです。

それでもブログを書くものだから、どうしてもこう…ダラダラとやっちゃうわけですね。

まとまっていないことを整理するためにブログに書いてみることも多くて、御蔵入りになっているものもチラホラと。

なんとか形になったあとも、ついつい推敲と称して「ここはこう書いた方がいいかな」「こういうエピソードもあった!」などまたしてもダラダラやってしまうものだから終わりがありません。


そこで僕の考えた解決策、それはブログを書き終わると予約投稿にしてしまうこと。

予約投稿というのは名前の通り、スケジュールを設定すると自動で投稿してくれる機能のことです。

だいたい、書き終えてから一晩〜一日後に公開される設定にしていて、公開されるまでは何度でも手直しオッケー、でも公開されたら誤植以外は直さない。

おもしろいことにですね、考え尽くして「上出来だ!」と思っていた記事でも、あとから読み返してみると、いくつか直したくなる部分が出てきます。

自身の執筆能力の問題というより、日によって揺れる自分の感性の問題なのだと気付きました。

とくに句読点の位置は直したくなることが多いですね。


以前読んだ浅田次郎によるパラオのトラベルライティング。

これの中に中島敦の執筆したパラオについての散文について言及される箇所がありました。

浅田次郎さん曰く「読点(、)がボートの揺れのリズムになっている」のだそう。

僕はこの記事を読んだとき、すごく衝撃的だったんですよね。

そうなんです、句読点でリズムを作れるということは、シチュエーションに合わせてリズムを変えていける、ということなんですよ。

そのときの気分によって、句読点の位置が変わることもあるかもしれない。


音楽でもそうです。

「これは会心の出来!」そして翌日 、「そこまででもなかったな…」

昨日とは句読点のリズムが変わったのでしょう。


自分の感性ですら揺らぐのですから、人との感性の違いはきっと計り知れませんね。

それでも僕たちは日々何かを作っていくわけです。

もちろん実際的な側面もあるけれど、根本的に人は何か作らずにはいられないんでしょう。


…というわけで、そろそろタイムリミット!


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