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こんにちは。ウクレレ・プレイヤーの出葉広貴です。
今回は夏川りみの名曲「涙そうそう」のウクレレ伴奏にトライしてみましょう!
TAB譜と動画を掲載しているので、初心者の方でも安心して取り組んでいただけますよ。
アルペジオを習得しよう!
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さて、今回のレッスンで学びたいことはアルペジオを使った伴奏です。
アルペジオとは、コードを分散して弾く奏法のことで、具体的には左手でコードを押さえて、右手は各指で単音、または複数ずつ弾いていきます。
この奏法はジャンルを問わず様々な曲で取り入れられている奏法ですので、アルペジオをマスターすれば色々な曲を弾くことができるようになりますよ!
分散して弾かずに、すべての弦をかき鳴らす奏法をストロークといいます。
ばらばらに弾くアルペジオとかき鳴らすストローク。
大きく分けて、伴奏はこのふたつの要素でできています。
練習の方法
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指でばらばらに弾いているので、複雑そうに見えるアルペジオですが、実は仕組みを知ればかんたん。
ランダムに弾いているわけではなく、ちゃんとパターンがあるのですね。
パターンは曲によって様々ですが、今回僕の演奏した「涙そうそう」では、
親指:4弦
人差し指:3弦
中指:2弦
薬指:1弦
と担当をきめて、
親、人、中&薬、人、というパターンで弾いています。
弦に置き換えると、4,3,2&1,3という順番。
まずは各弦の上に指を配置して、基本のフォームを確認します。
それから指を順番に動かす練習をおこなっていくのですが、最初は一つのコードだけ、リズムに乗っていなくてもかまいません。
まずは動作を覚える、これが第一です。
動作に慣れてきたら、次はコードとリズムの要素を加えていきます。
練習は分解してどんどんシンプルにすることがコツです。
コードとリズムの関係
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コードの要素をいれるにあたって、まずはカウントの仕方を覚えましょう!
上記のTAB譜の上の数字が書いてありますよね。
これがカウントのタイミングです。
数字は表拍、間の"&"はカウントの裏拍。
手拍子であらわすと、手を叩いているタイミングが表、手が離れているタイミングが裏拍になります。
コードをチェンジは、「手を離す、押さえる」というふたつの動作でなりたっています。
そしてその動作もリズムに合わせて行う必要があります。
具体的には3のタイミングでコードが変わる場合、「2の裏の部分(&)で手を離し、3になると同時にコードを押さえる」という動作です。
コードチェンジの動作がリズムに組み込まれていることで、焦らずにコードをチェンジすることができるようになりますよ!
まとめ
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アルペジオとコードチェンジのタイミングがわかれば、あとはコードを覚えていくだけです。
押さえ方のわからないコードが出てきたときには、思いつく押さえ方をいくつか試して、いちばん無理のないものをチョイスできると良いですね。
コードフォーム辞典などを見ているとどの指で押さえるべきか書いている場合もありますが、僕は基本的には曲によってベストな押さえ方は変わるのではないかと思います。
次のコードのことも考えて、効率の良いコードフォームを選べると良いですね!
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