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2018年1月19日金曜日

腕の重さを利用したピッキングについて解説します!


こんにちは。ミュージシャンの出葉広貴です。

良い音で楽器を鳴らすために必要なのは、良いピッキングです。
ピッキングと一言でいっても、色々な方法があります。
今回は「腕の重さを利用したピッキング」について解説しますよ!

太い音で楽器を鳴らそうと思うと、つい力んでしまう方も多いのではないでしょうか。
強くピッキングすれば出初めは大きな音になるのですが、減衰の振れ幅が大きいため、結果的に音が細く聴こえてしまいます。

太い音で弾くにはどうすれば良いのか。
それは脱力してピッキングすることです。
実は大きな音=太い音、というわけではありません。
小さくても太い音は太いですし、大きくても細い音は細いのです。

脱力してピッキングするには、腕の重さを利用することがカギとなります。
そのためには筋力を使うのではなく、腕が落ちる重力を利用することが必要になってきます。


ストロークのレッスンのとき、よく「手についた水をパッパッと振って切るときの動きですよ」というたとえを使います。
腕を動かした結果、脱力している手首が揺れているということに気付くと思います。
ぜひ画面の前の皆さんも実際にやってみてください。
腕を持ち上げるときに少し力が入るけれど、腕を振り下ろすときは重力に任せています。
そして、いつでも手首は脱力している状態。
これをピッキングに応用します。

言い換えると、一本の弦をストロークする要領で弾く、ということですね。
この奏法の利点は、良い音で弾けること、そして効率よく腕を使えることです。
腕の重さと筋力のコンビネーションでさらに多彩なピッキングが可能になってきますので、ぜひ練習してみてくださいね!

練習方法

1.まずは座った状態で楽器を構えます。

2.手首を振る動作ではなく腕自体を脱力して落とすように、6弦だけをダウン・ピッキングします。
最初はかなり大きな動作になると思います。
落とした右手は太ももに当たるぐらいで構いません。

3.繰り返しているうちに腕の重さがわかってくると思いますので、少しずつ全体の動作を小さくしていきます。

以上です!
ぜひ練習して、あなたのプレイに取り入れてみてくださいね!

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