相変わらず落語ブームは続いておりまして、BGMといえば落語、な日々が続いております。
長く聴いていると分かってくるんですが、話芸に大事なことは内容だけじゃありませんね。
リズム、これがすごく重要。
BGMとしてかけているときは内容よりもリズムの方を聴いてるんじゃないかと思ったりもします。
物語に合わせて畳み掛けるように音符が並ぶとき、緊張感のある休符。
いろいろなシュチュエーションがあるのだけど、裏には一定のビートが流れているのを感じる。
なんで音楽の説明っぽく書いたかといえば、落語を聴きながら実に音楽っぽいなと思ったからなのですよ。

文学にも同じことを感じますね。すごく音楽っぽいなと思う。
センテンスの長さによって作られるリズム、語呂の良さで出てくるテンポ。
これまた物語よりもリズムが恋しくてページを捲るときもあります。

なぜすべては音楽に通ずるのか。
作家の佐藤大さんはこう言いました。
「生きるということはリズムに支配されるということ」
心臓の鼓動、音楽、落語、生き方のリズム…すべてのこと。
時間というメトロームの上で生きている限り、僕たちはそこに連符を置いてみたり、休符を置いてみたり、リズムから離れて生きることは出来ないわけです。
メトロノームの単位BPMはBeat Per Minute、要するに毎分のビートの略。
1分は60BPM。
僕らは音楽の上で生きている、といっても間違いではないですね。
もしくはすべてのリズムは生きていることに繋がっている、といっても良いのかもしれない。
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