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2018年9月22日土曜日

感情はいつでも超えてくる


ひどく気持ちが落ち込む時期があったな、と思い出す。
眠ることはできず、食事はのどを通らず、体重はジャンプロープのようにするすると滑り落ちた。
その頃は日常のなかにちょっとした灯火を、灯火のような希望を求めていた。

希望。
空のうつろいや川の表情、季節の自然の美しさ。
風の音にただ耳をすましたりしていた。
心を寄せることのできる不変のもの。

空が美しくても、そうではなくても自分は自分である。
もちろん、あなたはあなただ。
これは間違いないが、それに自信を持つことが難しいなあと思う。

知人の言葉で印象に残っているものがある。
「感情はいつでも超えてくる」
これ以上の悲しみはないと思っても、それを超える悲しみは存在するし、これ以上に嬉しさはないと思ったときも、もちろん。

この言葉をどう受け取るかは、人によると思う。
僕がこの言葉をどう受け取るかというと…正直、わからないな、と思う。
これからひどく喜ぶことも、想像を超えて傷つくことがある可能性もある、と事実として受け止めるしかない。
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