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2015年12月31日木曜日

【初心者向け】簡単にFコードをおさえる方法をご説明します!


こんにちは。ギタリスト・ウクレレプレイヤーの出葉広貴です!

初心者にとって、最初の難関であるといわれるFコード。
うまく押さえるために苦労している方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
Fコードの一番難しいところは、なんといっても人差し指で1フレットの全ての弦を押さえるところですよね。

1本の指で複数の弦を押さえることをセーハと呼びます。
このセーハを使うコードは、押さえるのに力が必要なので、押さえるのが難しいですね。
指の関節に弦が入り、ビビビッと汚い音になってしまうことがあります。

そこで、今回はセーハを使わずにFコードを押さえる方法をご紹介します!

〜コードってなに?〜
まず押さえる前にコードとは何かを簡単にご説明します。
コードとは、3音、または4音の異なる音が同時になっている状態のこと。
例えばCなら、C(ド) E(ミ) G(ソ)が同時に鳴ることでコードができています。

つまり6弦全てを押さえなくても、必要な音(3〜4音)さえ鳴っていれば、コードとして成立するのです!

それではFのコードを見てみましょう。
FはF(ファ) A(ラ) C(ド)の3音で構成されています。
先述の通り、この3音が鳴っていれば、コードとして機能するのです。

まずは通常のFコードの押さえ方を見てみましょう!



〜押さえ方〜
人差し指で1フレットをセーハ
中指で3弦の2フレット
薬指で4弦の3フレット
小指で5弦の3フレット

セーハしなければならないので、押さえるのに力がいる、きれいに鳴らすのが難しいなどのデメリットがあります。
1弦や2弦がビビってがうまく鳴らなかったりしますよね。

〜コードフォームは省略できる!〜
それではこのコードフォームをよく見てみましょう。
Fの音が3つ、Cの音が2つというように同じ音が重なっていますね。
先述した通り、コードは必要な構成音が鳴っていれば機能するので、重なっている音を省略しても大丈夫なのです!

FはF(ファ) A(ラ) C(ド)の3音で構成されているので、このフォーム上で重なっている音(FとC)を省略できます!
それでは、それらの音を省略したコードフォームをご紹介します。

〜省略したコードフォームを押さえてみよう!〜
その1


3本指で押さえるコードフォーム。

〜押さえ方〜
人差し指で2弦の1フレット
中指で3弦の2フレット
薬指で4弦の3フレット

このフォームは3本指で押さえられるので、セーハのフォームと比べればとても簡単なフォームです!
通常のフォームに比べ、鳴っている弦は3本だけですが、F,A,Cの構成音が鳴っているので、Fコードとして機能します。

・押さえ方のコツ
このまま弾くと6弦5弦1弦の解放弦が鳴ってしまいます。
それらの弦をミュートするために、1弦を人差し指の腹、5弦を薬指の先、6弦を親指で軽く触れると、きれいにコードを鳴らすことができます。

その2


3本指で押さえるフォームその2。

〜押さえ方〜
人差し指で1弦と2弦をセーハ
中指で3弦の2フレット
薬指で4弦の3フレット

先ほどのコードフォームとの違いは、人差し指で1弦と2弦をセーハしていることです。
1弦1フレットも押さえていますが、この音はFの構成音なので問題なく弾くことができます。

・押さえ方のコツ
5弦を薬指の先、6弦を親指で軽く触れることによってミュートしています。

その3


4本の指を使うコードフォーム。
5弦を押さえることで、"その1"、"その2"と比べ、低音が加わったコードフォームになります。

〜押さえ方〜
人差し指で2弦の1フレット
中指で3弦の2フレット
薬指で5弦の3フレット
小指で4弦の3フレット

・押さえ方のコツ
1弦を人差し指の腹、6弦を薬指の先で軽く触れることによってミュートしています。

いくつかFのコードフォームをご紹介しましたがいかがでしょうか。
前後のコードによって、押さえやすいコードフォームも変わってくるので、いくつか覚えておくとスムーズに演奏することができますよ!

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