夜中の音楽〜THE WORLD IS MINE/くるり

"いっそ悪いことやって

つかまってしまおうかな

欲しいものは諦めてる

持ってるものにも飽きてきた

どうにもならんし"

くるり「GUILTY」


今晩のお供は、『THE WORLD IS MINE/くるり』

くるり４枚目のオリジナルアルバムで、2002年に発売。

これ以前の作品よりも電子音楽の要素が強く、電子音の合間に聴こえてくる生の楽器たちが不思議な雰囲気を醸し出しています。


最初に引用した「GUILTY」はこのアルバムの１曲目。

はじめて聴いたときの衝撃はすごかったですねー。

歌詞から感じる静謐な苛立ち、焦燥感、あきらめ。

大きな悲劇じゃなくて、人間の意識しないような…思考のバグのような刹那的なネガティヴ。

今まで聴いたことのない世界観でした。


くるりのアルバムに感じる曲順のうまさも健在。

ディープなハウスサウンドのあとにストレートなギターロックを持ってきたり。

シリアスな世界観のあとに、明るすぎる曲を持ってくることで感じる不気味さ、トランス感がすごい。

ぜひ聴いてみてくださいね！


[Event Info]

2016/7/31(Sun) 16:00~
"L-O-V-E"
http://dewahiroki.blogspot.jp/2016/05/2016731l-o-v-e.html


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THE WORLD IS MINE

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くるり ビクターエンタテインメント 2005-09-22

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