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2020年8月9日日曜日

鍵のプロにおまかせ!

「出来る気がしない…」

誰しも、なにかしら壁にぶち当たったことがあると思う。

あんまり上品な言い回しではないが、あえて"ぶち当たった"にしておく。

まさに四方八方塞がって、これ以上の解決策がないという感じがするから。

こういった状況に陥ると、人は自分の才能のなさに目を向けがちだが、僕個人の考えを述べさせてもらうと、あまり個人の才能は関係がないと思う。

単純に、目の前にある扉の鍵を持っていないだけなのだ。

もしくは、持っていても気づいていないだけ。

ここで必要になってくる能力は鍵穴の形を見極める能力。

そしてそれは、自分で持っているに越したことはないが、外注できることでもある。

鍵を作る専門家も、鍵穴をみる専門家もいるわけだ。

…話が抽象的すぎる。

もっと具体的にしよう。

この話を簡潔にまとめるならば、「問題は他者の視点が入ることによって、解決法が見つかるかもしれない」という事だ。

特に見識のある専門家なら、具体的に解決方法を教えてくれるかもしれない。

僕の話で言わせてもらうと、実は楽器を習いにいくことのメリットでいちばん大きいのってこの部分なのではないかと思う。

自分だけでは弾けなかった部分を、講師の目線でチェックしてもらいアドバイスもしてもらえること。

話は変わるが、車や家電のプロの作業を見ていて、いつも思う。

専門家は自分では思いつかなかったようなポイントをチェックし、見たことのない専門器具を用いて修理していく。

きっと同じ工具を持っていても、素人にはできないことだと思う。

専門的な知識、今までの経験で培った技術があるからこそプロなのだ。

どんなサービスを受ける時でも、自分ではなかなか習得できない技術と見識をすぐに提供してもらえること、これがプロに頼むメリットなのだなと感じる。

別にそれが専門家であっても、知り合いであっても良いと思う。

忘れてはいけないのは、他人は思いもよらないところをチェックし、知らない工具を使えること、だ。
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