7弦ギターでポップスを弾く|Gwen Stefani「Cool」をカバー
7弦ギターというと、低く重い音を使ったメタルやラウドロックを思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろん、それも7弦ギターの大きな魅力です。
でも、弦が1本増えることで広がる可能性は、重いサウンドだけではありません。ポップスの中でも、普通のギターとして自然に使うことができます。
今回は、Gwen Stefaniの「Cool」を、7弦仕様のMihaDo FingyTarで演奏してみました。
Gwen Stefani「Cool」|MihaDo 7弦ギターカバー
7弦だからといって、いつも低い音を目立たせる必要はない
7弦ギターを手にすると、「せっかく弦が増えたのだから、7弦目をたくさん使わなければ」と考えたくなるかもしれません。
しかし、7弦は常に鳴らさなくても大丈夫です。
一般的な7弦ギターは、普通の6弦ギターの低音側に、さらに低い弦を1本加えた構造です。1弦から6弦までの並びは通常のギターと同じなので、必要な場面では6弦ギターと同じように演奏できます。
曲やアレンジに合わせて、普段は1〜6弦を中心に使い、低い音が欲しいところで7弦目を加える。そんな使い方も、7弦ギターの自然な活用法です。
音を増やせることと同じくらい、使わない音を選べることも大切だと思います。
ポップスで使うと、7弦の印象が変わる
歪ませた低音リフだけを聴いていると、7弦ギターは特定のジャンルのための特殊な楽器に感じられます。
けれど、クリーンな音や軽いサウンドでポップスを演奏してみると、その印象は変わります。
7弦ギターも、メロディを弾いたり、コードを鳴らしたり、歌を支えたりできる「ギター」です。そのうえで、必要に応じて通常より広い低音域を使えます。
今後このブログでは、ポップスのコード伴奏に低音を加える方法や、ベースラインとコードを一緒に弾く方法も、初心者向けに少しずつ紹介していく予定です。
今回使用したMihaDo FingyTarについて
動画で使用している青い楽器は、ポーランドのMihaDoに製作してもらった、7弦仕様のFingyTarです。
一般的な7弦エレキギターとは形や大きさが異なり、ヘッドのないコンパクトな設計になっています。
出張レッスンや講座で複数の楽器を持ち運ぶことがあるため、ギターとウクレレの間をつなぐような、持ち運びやすく幅広く使える楽器を探していたことが製作のきっかけでした。
小さな楽器ですが、チューニングや指板上の考え方は7弦ギターとして扱えます。実際に弾きながら、7弦をコードやポップスのアレンジにどう活用できるかを研究しています。
初心者が最初から7弦でポップスを始めてもいい
これからギターを始める方が、最初の一本として7弦を選ぶこともできます。
最初から7本すべてを使う必要はありません。まずは1〜6弦で構え方、コード、リズムなどの基礎を覚え、慣れてから7弦目を少しずつ加えていけば大丈夫です。
「初心者は必ず6弦から」という決まりがあるわけではありません。
メタルを弾かなくても、7弦の音や見た目、広い音域に魅力を感じるなら、最初から選択肢に入れてよいと思います。
初心者が最初から7弦を選ぶメリットと注意点については、「7弦ギターは初心者でも大丈夫?最初から7弦で始めるメリットと注意点」で詳しく紹介しています。
まとめ|7弦ギターで好きなポップスを弾いてみよう
7弦ギターは、メタルだけのための楽器ではありません。
普通のギターとしてポップスを演奏しながら、必要なときに低い音域を加えられる。そんな自由さも、7弦の面白いところです。
今回はまず、Gwen Stefaniの「Cool」をカバーしてみました。
これからもジャズやポップスを中心に、7弦ギターの使い方やコード、伴奏のアイデアを紹介していきます。
7弦ギターのレッスンも受け付けています
でわひろき音楽教室では、徳島市内での対面レッスンと、全国対応のオンラインレッスンを行っています。
7弦ギターをポップスやジャズで使ってみたい方、まだ楽器を持っておらず6弦と7弦で迷っている方も歓迎です。
弾きたい曲や経験に合わせて、一緒に練習内容を考えていきます。