アコギ・ウクレレの音をしっかり届けるには?ピックアップと楽器用マイクの選び方
アコギ・ウクレレの音をしっかり届けるには?ピックアップと楽器用マイクの選び方
アコースティックギターやウクレレは、生音が魅力の楽器です。しかし、発表会やオープンマイクの会場では、そのままの音だけでは客席まで十分に届かないことがあります。
「歌用のマイクで、楽器の音も一緒に拾えばいいのでは?」と思うかもしれません。静かな場所や小さな会場なら可能な場合もありますが、ボーカルマイク1本で歌と楽器の音量を同時に整えるのは意外と難しいものです。
歌と楽器を別々に入力できるようにしておくと、会場でそれぞれの音量を調整できます。そのための主な方法が、「ピックアップを取り付ける方法」と「楽器用マイクを使う方法」です。
方法1:楽器を加工してピックアップを取り付ける
一つ目は、アコギやウクレレにピックアップを取り付け、ケーブルでアンプやミキサーへ音を送る方法です。
楽器によっては、エンドピン部分などの加工が必要になります。大切な楽器へ穴を開ける場合もあるため、取り付けは楽器店やリペアショップなど、専門知識のある人へ相談するのが安心です。
ピックアップは楽器の内部へ取り付けるため、外側から見える部分が少なく、ぱっと見ただけでは通常のアコギやウクレレとほとんど見分けがつきません。楽器らしい外観を保ちながら、必要なときにはケーブルをつないで音を出せるのも魅力です。
ピックアップのよいところ
- 演奏中に体が動いても音量が変わりにくい
- 会場側で音量を調整しやすい
- 毎回のセッティングを比較的安定させやすい
- 立って演奏する場合にも動きやすい
事前に確認したいこと
- 自分の楽器に合うピックアップか
- 取り付けに加工が必要か
- 電池を使うタイプか
- DIやプリアンプが必要か
- 会場へ接続するケーブルを持参する必要があるか
発表会やオープンマイクへ継続して出演したい方には、安定して音を出しやすい選択肢です。
方法2:楽器用マイクを使う
もう一つは、アコギやウクレレの近くへ取り付ける楽器用マイクを使う方法です。楽器本体を大きく加工したくない方や、マイクで拾った自然な音色を生かしたい方に向いています。
楽器用マイクのよいところ
- 楽器本来の響きを拾いやすい
- 大がかりな加工をせずに使える製品がある
- 楽器を持ち替えて使える場合がある
- 歌用マイクと入力を分けて音量調整できる
気をつけたいところ
- 取り付け位置や角度で音色が変わる
- 製品が自分の楽器へ取り付けられるか確認が必要
- 会場によってはハウリング対策が必要
- 端子や必要な電源、接続先を事前に確認する
楽器用マイクには、こんな製品があります
OBANA MICROFONE「OBA-G5」
ギターへ取り付けて使うダイナミック型の楽器用マイクです。このように、演奏中も楽器の近くにマイクを固定できる製品があります。
オーディオテクニカ「PRO70」
付属マウントでアコースティックギターへ取り付けられる、小型のコンデンサー型マイクです。こちらは生産完了品ですが、楽器へ取り付けるマイクにはこのようなタイプもあります。
製品によって、取り付け方法、必要な電源、接続端子などが異なります。ウクレレを含め、手持ちの楽器へ安全に取り付けられるか、会場の機材へ接続できるかを購入前に確認しましょう。
ピックアップと楽器用マイク、どちらを選ぶ?
安定した音量と動きやすさを重視
ピックアップが候補です。定期的にライブやオープンマイクへ出演したい方にも扱いやすい方法です。
生音らしさと加工の少なさを重視
楽器用マイクが候補です。取り付け方法やハウリング対策も含めて選びましょう。
どちらが絶対に正解というわけではありません。楽器の種類、演奏スタイル、会場の広さ、ほかの出演者の音量、今後どのくらい本番へ出演したいかによって、向いている方法は変わります。
発表会・オープンマイクの前に試しておこう
機材を用意したら、本番で初めて使うのではなく、事前に接続と音量を確認しておきましょう。
- ケーブルを接続して音が出るか
- 楽器と歌の音量バランスを取れるか
- 立ったり座ったりしても演奏しやすいか
- ピックアップの電池は十分か
- 楽器用マイクの位置がずれないか
- 会場に必要な入力端子や機材があるか
歌と楽器を別々に音量調整できる状態にしておけば、発表会やオープンマイクでも慌てにくくなります。自分の演奏に集中できる準備をして、安心して本番を楽しみましょう。
本番で安心して音を届けるために
徳島のでわひろき音楽教室では、曲の練習だけでなく、発表会やオープンマイクを想定した準備もサポートしています。
「自分の楽器にはどんな方法が合う?」「会場へ何を持っていけばいい?」「歌と楽器の音量をどう整える?」といった疑問も、本番の環境を考えながら一緒に確認していきます。
人前で演奏してみたい方も、まずは一曲を仕上げたい方も、それぞれのペースで始められます。徳島で音楽を楽しみたい方は、お気軽にご相談ください。