プロのライブはどうやって作られる?本番までに行う5つの準備

プロのライブ本番に向けて準備するミュージシャン

プロのライブはどうやって作られる?本番までに行う5つの準備

ライブというと、ステージ上で演奏している時間が一番目立ちます。しかし、一本のライブが形になるまでには、演奏以外にもたくさんの準備があります。

共演者や会場との打ち合わせ、日程調整、楽譜作成、練習、宣伝。規模や内容によって違いはありますが、私の場合は、おおまかに次のような流れで本番を作っていきます。

ライブは当日の演奏だけで完成するものではありません。出演者、会場、スタッフが同じイメージを共有し、準備を積み重ねることで、ようやくお客さまに楽しんでいただける一日になります。

  1. 共演ミュージシャンとの打ち合わせ
  2. 会場またはプロモーターとの打ち合わせ
  3. 日程・イベント時間・収益の見通しを立てる
  4. 楽譜作成と練習
  5. チラシ作成・宣伝などの実務

1.共演ミュージシャンとの打ち合わせ

最初に、誰と、どのようなライブを作るのかを相談します。

演奏するジャンルや曲の方向性、編成、それぞれの役割などを確認し、全員が同じ完成形をイメージできるようにします。候補曲を持ち寄り、演奏時間に収まる曲数を考えながらセットリストの土台も作ります。

  • 出演メンバーと楽器編成
  • ライブ全体のテーマや雰囲気
  • 候補曲と演奏時間
  • キーやアレンジの方向性
  • リハーサルの日程

メンバーのスケジュールや得意分野を考えながら、無理なくよい演奏ができる形へ整えていきます。

2.会場またはプロモーターとの打ち合わせ

次に、会場やイベントを企画するプロモーターと、ライブの条件を確認します。

会場の広さや客席数、利用できる音響機材、リハーサル時間、入場方法など、当日の運営に関わる内容を具体的にしていきます。

  • 開場・開演・終演予定時刻
  • 搬入時間とリハーサル時間
  • 会場にある音響機材
  • 持ち込む楽器や機材
  • チケットの取り扱い
  • 物販や撮影の可否

ここで確認が曖昧だと、当日の進行や音響に影響します。小さな疑問も本番前に共有しておくことが大切です。

3.日程・イベント時間・収益の見通しを立てる

ライブを続けていくためには、音楽的な内容だけでなく、現実的な計画も必要です。

出演者と会場の予定を合わせ、準備期間を確保できる日程を決めます。そこから、開場から終演までの時間、演奏時間、転換や休憩の時間を組み立てます。

同時に、予想される来場者数やチケット収入、会場費、音響費、交通費、印刷費などを考え、収支の見通しも立てます。予想どおりにならないこともありますが、事前に数字を把握しておくことで、無理のない規模を判断できます。

音楽活動を長く続けるためにも、演奏と運営の両方を考える大切な工程です。

4.楽譜作成と練習

ライブの内容が決まったら、いよいよ演奏の準備です。

共演者が同じ構成を確認できるよう、必要な楽譜やコード譜を用意します。イントロの長さ、間奏、繰り返し、エンディングなど、演奏中に迷いやすい部分は特に分かりやすくしておきます。

個人練習では、自分のパートを覚えるだけでなく、曲全体の流れやほかの楽器との関係も確認します。合同リハーサルでは、音量のバランス、テンポ、合図、曲間の進行まで含めて仕上げていきます。

練習するのは曲だけではありません。ステージへの出入り、曲紹介、メンバー紹介、楽器の持ち替えなども確認しておくと、本番がスムーズになります。

5.チラシ作成・宣伝などの実務

よいライブを準備しても、その存在を知ってもらえなければ、お客さまには来ていただけません。

日時、会場、出演者、料金などの情報を整理し、チラシや告知画像を作ります。SNSやブログでのお知らせ、関係者への連絡、予約の受付なども並行して進めます。

  • ライブタイトルと紹介文の作成
  • チラシや告知画像の作成
  • SNS・ブログでの告知
  • 予約者の確認と連絡
  • 当日の進行表やセットリストの準備
  • 必要に応じた物販や配布物の準備

こうした作業は表からは見えにくいものですが、ライブをお客さまへ届けるための大切な仕事です。

ライブは、たくさんの準備が一つになる場所

ステージ上の演奏時間は、ライブ全体の一部分です。その前には、出演者との相談、会場との調整、予算の確認、楽譜作成、練習、宣伝など、多くの準備があります。

大変なこともありますが、準備してきたものが本番で一つになり、お客さまに楽しんでもらえた瞬間には、ライブならではの喜びがあります。

発表会やオープンマイクも規模は違いますが、「日を決めて、一曲を準備し、人前で届ける」という点では同じです。舞台の裏側を知ると、出演するときの見方も少し変わるかもしれません。

人前で演奏する経験を、次の成長へ

徳島のでわひろき音楽教室では、日々のレッスンに加え、生徒さんが練習の成果を披露できる機会も設けています。

曲選びや楽譜の準備、練習の進め方、ステージでの振る舞いまで、それぞれの経験に合わせてサポートします。

プロのライブのような大きな準備ではなくても、一曲を仕上げて人前で演奏する経験は、音楽を続ける大きな力になります。徳島で音楽を始めたい方、発表会を目標にしてみたい方は、お気軽にご相談ください。

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