7弦ギターはメタルだけ?ジャズ・ボサノバ・ポップスで演奏してみました

7弦ギターというと、低い音を生かしたメタルやヘヴィな音楽を思い浮かべる方が多いかもしれません。

でも、7本目の弦は音楽を重くするためだけのものではありません。使い方によっては、ギターとベースの間を埋めるような役割を持たせたり、一人の演奏にバンドのような厚みを加えたりできます。

今回は7弦ギターを使って、ポップス、ボサノバ風の伴奏、ジャズを演奏してみました。まずは動画で音の違いを聴いてみてください。

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6弦だけの演奏に、7弦の低音を加えると?

最初の演奏例では、同じようなフレーズをまず6弦だけで弾き、そのあとに7弦の低音を加えています。

6弦だけでもギターとして演奏は成立します。しかし7弦を加えると、音の重心がぐっと下がり、伴奏全体の輪郭が変わります。思わず「ベース」と呼びたくなるくらい、低音の存在感が出てきます。

大切なのは、7弦をいつも鳴らし続けることではありません。通常の6本を基本にして、低音が欲しいところだけ7弦を使う。それだけでも演奏の幅は大きく広がります。

ギター1本でも、ベースがいるような厚みを出せる

7弦ギターの面白さが分かりやすく表れるのが、少人数で演奏するときです。

たとえばギターデュオや、歌とギターだけの編成では、低音を担当する楽器がいないことがあります。そんなときに7弦の低音を少し加えると、ギター1本でも音域が広がり、バンドで演奏しているような厚みを作れます。

低音、コード、メロディを一人で行き来できるため、ソロギターや弾き語りの伴奏にも相性のよい楽器です。

ボサノバ風の伴奏で7弦を使う

2つ目の演奏例は、低音の動きが分かりやすいボサノバ風のパターンです。

ボサノバでは、ベース音とコードを交互に組み合わせるような伴奏がよく使われます。7弦があると低音の選択肢が増えるので、ベースラインを動かしながら、その上でコードを鳴らすアレンジを作りやすくなります。

音の重心が下がることで、一人で弾いていてもリズムと和音の土台が感じられます。「低い音が増えた」というだけでなく、演奏全体の役割を組み立てやすくなるのがポイントです。

ジャズでは、低音とコードをどう分けるかが面白い

最後は、7弦をベースのように使いながらジャズを演奏しました。

ジャズのコードは構成音が多くなりやすいため、低い音域にすべての音を集めると濁って聞こえることがあります。そのため、7弦では低音の役割をはっきりさせ、その上に必要なコードトーンを配置することが大切です。

「7本の弦を全部使わなければ」と考える必要はありません。必要な低音を7弦で選び、残りの弦でコードやメロディを作る。この考え方が分かると、ジャズでも自然に7弦を取り入れられます。

初心者が最初から7弦ギターを選んでも大丈夫?

これからギターを始める方の中には、「最初は6弦で覚えてから、7弦へ進んだほうがよいのでは?」と考える方もいると思います。

もちろん6弦ギターから始めるのもよい選択です。ただ、7弦ギターも基本的なコード、ピッキング、リズムの考え方は同じです。最初から7弦を弾いていれば、7本ある状態が自然なものとして身につきます。

見た目が好き、低い音が好き、将来7弦を使ってみたい。そんな気持ちがあるなら、弾きたいジャンルがメタルでなくても、最初の1本に7弦ギターを選んで構いません。

7弦ギターは、こんな方にも向いています

  • 低い音の響きが好きな方
  • ギター1本で厚みのある伴奏をしたい方
  • ジャズやボサノバ、ポップスを幅広く弾きたい方
  • ソロギターや弾き語りの表現を広げたい方
  • 人とは少し違うギターから始めてみたい方

7弦ギターは、ジャンルではなく「音域が広いギター」

7弦ギターにはメタルのイメージがありますが、楽器そのものにジャンルが決められているわけではありません。

7弦は、6弦ギターに低音の選択肢がひとつ増えた楽器です。その音をリフに使うこともできれば、ベースライン、コードのルート、ソロギターの低音として使うこともできます。

「7弦の見た目や音は好きだけれど、自分が弾きたいジャンルとは違うかも」と思っていた方も、ぜひジャンルを気にせず試してみてください。

徳島・オンラインでギターレッスンを行っています

でわひろき音楽教室では、初めてギターに触れる方から、7弦ギターのコードやアレンジを研究したい経験者まで、一人ひとりの目的に合わせたレッスンを行っています。

徳島市での対面レッスンに加え、全国対応のオンラインレッスンも受講できます。「7弦から始めても大丈夫?」「自分の好きな曲で7弦を使ってみたい」といったご相談も歓迎です。

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