初めて誰かにギター・ウクレレを教える前に知っておくべき3つのこと
こんにちは、でわひろき音楽教室です。
今回は「初めて誰かに教えるときに、やっておくといい3つのこと」をご紹介します。
楽器を長く続けてきた方の中には、「いつか人に教えてみたい」という気持ちが芽生える瞬間があります。
でも、最初の一歩は誰でも不安なもの。
「どうやって説明すればいいのかな」「うまく伝わらなかったらどうしよう」――そんな気持ち、すごくよく分かります。
ここでご紹介するのは、実際に多くの生徒さんや講師さんを見てきた中で、“これだけやっておくと安心”というポイントです。
① まずは“ひとこと説明”を練習しておく
自分が無意識にやっている動きを、短くまとめて説明できると、それだけで相手は理解しやすくなります。
たとえば「このコードは人差し指と中指だけで押さえます」や、「ストロークは手首を柔らかく保ちます」など。
この“ひとこと説明”をいくつか用意しておくことで、レッスンがスムーズに進みます。
最初のうちは、鏡の前やスマホの録画機能を使って自分の説明を確認してみるのもおすすめです。
「あ、ここちょっと言い回しが分かりづらいな」とか、「もう少し短くできそう」といった発見があります。
② ゆっくり見せるバージョンを用意する
初めての人にとって、通常の速さの演奏はあっという間に見えてしまいます。
そのため、普段のテンポの半分くらいでゆっくり見せるバージョンを準備しておくと、とても喜ばれます。
さらに「じゃあ今度は一緒にやってみましょう」と並んで弾くと、安心感も倍増します。
これは動画教材やYouTubeでもよく使われる方法ですが、実際に対面でやると効果は抜群。
相手が「できた!」という感覚を味わいやすくなり、自信につながります。
③ 相手の反応をよく見る
教える側はどうしても“自分が話すこと”に集中しがちですが、相手の反応こそが最重要です。
表情、手の動き、姿勢――これらは言葉以上に「理解できているかどうか」を教えてくれます。
首をかしげたら説明を変えてみる、手が止まったら一緒に動かしてみる。
こうした小さな修正が、レッスン全体の印象を大きく変えます。
特に初心者の方は、分からないまま我慢してしまうこともあります。
だからこそ、「分からなかったら遠慮なく聞いてくださいね」と最初に伝えておくことも大切です。
📣 一言メッセージ
完璧な準備よりも、「相手の立場に立つ意識」が何よりの下準備です。
最初はうまくいかなくても大丈夫。
大切なのは、一緒に笑って、少しずつ前に進める雰囲気をつくることです。
まずは身近な人に試して、小さな成功体験を積み重ねてみてください。
📹 生徒さんの演奏動画集です
こうして上達していく姿に寄り添えるのも、教える人だけが味わえる喜びです。
「教える」ことは、受け取る側だけでなく、自分の成長にもつながります。
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