生徒がつまずく原因はこれ！初心者指導NG例

9月 20, 2025

こんにちは、でわひろき音楽教室です。
今回は「初心者に教えるときのNG集」というテーマでお話しします。

初めて楽器を習う方にとって、最初のレッスンはとても大事。
その時間の印象が「楽しい！」「続けたい！」につながるか、逆に「難しい…」で終わるかの分かれ道になります。
ここでは、初心者指導で避けたいポイントと、その代わりにできることをご紹介します。

① 一度に詰め込みすぎる

「せっかくならたくさん覚えてもらいたい」という気持ちは分かりますが、詰め込みは逆効果です。
最初は1〜2個のポイントに絞って、しっかりできた実感を持ってもらうことが大切です。

② 専門用語を連発する

コードネームや音楽理論など、初めて聞く言葉はすぐに忘れてしまうことも。
必要な場面以外は避けて、身近な例えで説明しましょう。

③ 間違いをすぐに直しすぎる

小さな間違いもすぐ修正したくなりますが、まずは一通り弾かせてみることも大切。
途中で止められると緊張してしまい、音楽が楽しくなくなります。

④ 自分の演奏を長く見せすぎる

見本を見せることは大事ですが、時間が長すぎると「自分には無理そう…」と思われることも。
短く区切って見せると真似しやすくなります。

⑤ 成長を褒め忘れる

初心者の方は、自分の成長に気づきにくいもの。
「最初より音がきれいになったね」など、小さな変化も必ず言葉にして伝えましょう。

📣 一言メッセージ

初心者にとって、レッスンは“できないことを指摘される場”ではなく、“できるようになる体験を重ねる場”です。
まずは安心して音を出せる雰囲気づくりから始めましょう。

📹 生徒さんの演奏動画集です

少しずつ上達していく姿は、教える人にとっても大きな喜びです。

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