初心者に教えるときの良い例・悪い例
こんにちは、でわひろき音楽教室です。
今回は「初心者に教えるときの良い例・悪い例」を、場面別に分かりやすくご紹介します。
同じ内容を教えていても、伝え方ひとつで生徒さんの反応は大きく変わります。
よくある場面を想定して、「こんなときはこう伝えると良い」という実例をまとめました。
① 説明するとき
悪い例:「ここはCで次がG7で…」と一気に説明し続ける。
情報量が多すぎて、頭に入りきりません。
良い例:「まずはCだけやってみましょう」と1つずつ区切って説明。
できたら次へ進む流れにすると、達成感が積み重なります。
② 間違えたとき
悪い例:間違えるたびにすぐ止めて修正。
何度も中断されると、自信を失ってしまいます。
良い例:一度最後まで弾かせてから、「ここの指だけ直してみよう」と部分練習。
演奏の流れを壊さずに改善できます。
③ お手本を見せるとき
悪い例:本気テンポ・本気演奏を長々と見せる。
「自分には無理かも…」と感じさせてしまうことがあります。
良い例:ゆっくりテンポで短く区切って見せる。
「真似できそう」と思えることで、やる気が高まります。
④ できたとき
悪い例:できて当たり前のようにスルー。
本人は「できたのかな?」と不安に。
良い例:「さっきより音がはっきり!」「そのリズムいい感じ!」など具体的に褒める。
次も頑張ろうと思えるきっかけになります。
⑤ 宿題を出すとき
悪い例:「この曲を全部覚えてきてね」と曖昧・過量な宿題。
何から手をつければ良いか分からず、挫折しがちです。
良い例:「今日はAメロ8小節だけ/C・F・G7の切り替えを1分×3回」など数値化。
やることが明確だと、再現性が上がります。
📣 一言メッセージ
良いレッスンは、内容だけでなく“空気感”がつくります。
安心して試せる雰囲気こそ、初心者にとっていちばんの教材です。
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