プラスティック・ラブのギターの弾き方|イントロ・リズム解説【徳島のギター教室】
こんにちは。徳島市でギター・ウクレレのレッスンを行っている、でわひろきです。
竹内まりやさんの「プラスティック・ラブ」。ギターで弾いてみると、「コードを押さえる場所は分かったけれど、右手はどう動かすの?」「あのイントロの雰囲気がなかなか出ない」と感じることはありませんか?
今回は、以前公開した「プラスティック・ラブをギターで弾いてみよう!」の追加解説動画をもとに、リズムの取り方、ミュート、イントロの指弾き、サビ前のキメを整理しました。コードフォームと合わせて右手の動きが分かると、練習するポイントも見つけやすくなります。
音を鳴らす場所だけでなく、鳴らさないところでもリズムを感じること。まずは伴奏の16分の流れをつかみ、その感覚のままイントロやキメへ進んでみましょう。
徳島で好きな曲を題材にギターを習いたい方は、徳島のギター教室|昭和町・田宮・北矢三のレッスン案内もご覧ください。
「プラスティック・ラブ」ギター解説動画
今回の動画では、元の演奏動画だけでは伝わりにくかった右手の動きや、音を出すタイミングを実演しています。まずはこちらで、弾き方と音を一緒に確認してみてください。
元になった演奏・コードフォームの動画
こちらが、今回の解説の元になった動画です。コードの押さえる場所は元動画で確認し、右手やリズムで迷ったところを追加解説と見比べると、練習を進めやすくなります。
以下の時間は、元動画の再生位置です。追加解説動画の時間とは異なります。
1.まずは伴奏の16分のリズムをつかもう
イントロから練習したくなる曲ですが、今回は先に、元動画の0:13頃から始まる伴奏を取り上げています。この部分で曲のリズムをつかむと、ほかのフレーズにもつなげやすくなるからです。
右手の基本は、ダウン・アップを繰り返す16分の動き。1拍を4つに分けて、「タカタカ、タカタカ」と一定の細かさを感じます。
最初からコードチェンジまで同時に行う必要はありません。まずは左手で弦に軽く触れてミュートし、動画のリズムを口ずさみながら右手だけ動かしてみてください。
- 左手を弦に軽く触れさせ、コードの音が鳴らない状態にする。
- 右手で一定のダウン・アップを繰り返す。
- 動画のリズムを口ずさみ、音の入る位置を確かめる。
- 動きに慣れてから、コードを加える。
大切なのは、音のないところで拍を見失わないこと。鳴っている音だけを追いかけると、次の音へ入るタイミングがずれやすくなります。
2.左手の力を抜き入れして、音に切れ目を作る
コードの形を押さえたままでも、ずっと力を入れていると音が伸び続けます。今回の伴奏では、音を出すときに押さえ、止めたいところで力を緩めることで、リズムにメリハリを付けています。
このとき、指を弦から大きく離す必要はありません。フォームを保ちながら押さえる力を緩め、指は弦に触れたままにします。右手の流れと左手のミュートが合うと、同じコードでも聞こえ方が変わってきます。
コードを一つだけにして、「鳴らす → 止める」をゆっくり確かめましょう。指を離しすぎて開放弦が鳴っていないか、力を緩めても音が伸び続けていないかを聞いてみてください。
3.途中のキメも、同じリズムの流れで弾く
元動画の1:06頃には、短いキメのフレーズが出てきます。押さえる位置が高くなっても、ここだけリズムを別のものとして覚える必要はありません。
それまでの16分の流れを感じながら、どこで音を出し、どこを休むかを確かめます。フレーズを弾き終えた後もカウントを続けると、次の伴奏へ戻る位置を見失いにくくなります。
4.イントロは、拍に合わせてメロディーを覚える
イントロの練習では、指を動かす前に、手拍子をしながらフレーズを口ずさんでみましょう。音の高さだけでなく、拍のどの位置に音が入るかを覚えるのがポイントです。
弾き始める前にも「1、2、3、4」と数えて、リズムに乗ってから入ります。指の準備ができたところで何となく弾き始めるより、伴奏とのつながりを感じやすくなります。
親指でまとめて弾くところと、指を分けるところ
今回のアレンジのイントロは、親指で複数の弦を鳴らす動きと、指を分けて必要な弦を弾く動きを使い分けています。
最初のコードでは、親指で5弦から2弦までを鳴らします。1弦まで弾いてしまう場合は、親指を1弦に軽く当てて止めるイメージで、弾く範囲を確かめてみてください。
その後、低音と高音の弦を選んで鳴らすところでは、次のように右手を分担します。
- 親指:そのコードで使う低音の弦
- 人差し指:3弦
- 中指:2弦
- 薬指:1弦
低音の弦はコードによって変わります。すべての弦をまとめて鳴らすのではなく、元動画のフォームと追加解説の右手を照らし合わせて、必要な弦を選びましょう。
アルペジオは、弾く順番を先に確認する
イントロ後半で取り上げているアルペジオには、次の順番で弾く部分があります。
まずは一つのフォームで、弾く弦の順番だけをゆっくり確認します。順番が分かったら動画のリズムに近づけ、最後にコードの移動を加えてみてください。右手の順番と左手の移動を分けて練習すると、どこで止まっているかを整理できます。
Dへつながる装飾音
イントロには、Dのフォームを基本に、最初は左手の中指を外して弾き、その後で中指を付ける動きも出てきます。
右手で何度も弾き直すのではなく、親指で鳴らした音に左手の動きを加える感覚です。最初は「弾く」「中指を付ける」を分けて確かめ、慣れてきたら一つの流れにしてみましょう。
5.サビ前は、低音を手掛かりに裏のタイミングをつかむ
元動画の1:44〜1:45頃にあるサビ前のキメは、最後のコードの入り方がポイントです。ここでは、拍の頭から少しずれた「裏」のタイミングを感じる必要があります。
動画では、最後のコードで表のタイミングに4弦の低音を親指で弾き、その後で高音側の3本を鳴らす方法を紹介しています。
裏に入る音だけを待つより、その前の低音を手掛かりにするとタイミングをつかみやすくなります。ここでも手拍子やカウントを続け、短いフレーズ全体をリズムの中で覚えてみてください。
練習は「右手 → ミュート → コード」の順に
うまくつながらないときは、一度に全部を完成させようとせず、練習する要素を減らしてみましょう。
- 右手のリズム:左手はミュートだけにして、一定の流れを作る。
- 音を出す・止める:コード一つで左手の力の抜き入れを確認する。
- コードチェンジ:リズムを保てる速さで伴奏につなげる。
- イントロ:弾く弦と指の順番を整理して、短く区切って練習する。
- 曲の流れ:キメの後もカウントを続け、次の部分へつなぐ。
「コードは押さえられるのに雰囲気が出ない」というときは、音を出すタイミングと止め方を見直してみてください。今回の2本の動画が、好きな曲をもう一歩深く楽しむきっかけになればうれしいです。