ウクレレのFコードがきれいに鳴らない原因は?音が出ないときの確認方法を解説【Ukulele Thursday #01】
ウクレレでFコードを押さえたとき、「音がこもる」「一部の弦だけ鳴らない」と感じることはありませんか?
Fコードは比較的早い段階で登場しますが、複数の指を使うため、構え方や指の角度による影響が表れやすいコードです。
今回の「Ukulele Thursday」では、Fコードを使って、コードがきれいに鳴らない原因を確認します。
まずは4本の弦を一本ずつ鳴らしてみよう
コードがきれいに聞こえないとき、何度もまとめてストロークするだけでは、原因を見つけにくいことがあります。
そこで、Fコードを押さえたまま、4弦から1弦まで一本ずつ鳴らしてみましょう。
すべて鳴る場合は問題ありません。音が出ない弦、ビリつく弦、音が途中で消える弦があれば、その弦の周辺を確認します。
指がフレットから離れすぎていないか
弦を押さえる位置がフレットから遠いと、必要以上に力が入りやすく、音もビリつきやすくなります。
フレットの真上ではなく、フレットの少し手前を押さえるのが基本です。強く握る前に、指の位置を少しだけフレット側へ動かしてみてください。
指の腹が隣の弦に触れていないか
Fコードでは、2弦を押さえる人差し指や4弦を押さえる中指が、隣の弦に触れることがあります。
押さえている弦は鳴っていても、その指の腹が別の弦を軽く触っていると、触れられた弦の音は止まってしまいます。
指先を少し立て、第一関節がつぶれすぎない形を探してみましょう。
力を入れる前に、構え方を確認する
音が出ないと、左手に力を入れて解決しようとしがちです。しかし、ウクレレ本体が動いていると、指先に余分な力が必要になります。
右腕や身体でウクレレを軽く支え、左手だけで楽器を持ち上げないようにします。ネックの角度を少し上げると、指先を立てやすくなることもあります。
Fコードを確認する順番
- 4本の弦を一本ずつ鳴らす
- 鳴っていない弦を見つける
- 押さえる位置をフレット側へ近づける
- 指の腹が隣の弦に触れていないか確認する
- 最後にコード全体をストロークする
合奏では、一人の小さなミュートも全体の響きになる
一人で演奏していると、一本くらい弦が鳴っていなくても、コードの雰囲気は伝わるかもしれません。
しかし、ウクレレアンサンブルでは、それぞれの奏者の音が重なって全体の響きを作ります。全員が強く弾いて音量を増やすより、一人ひとりが無理のない力できれいな音を出す方が、合奏の輪郭は整いやすくなります。
特に複数のパートが違う音を担当するウクレレオーケストラでは、ある弦の音が鳴るかどうかが、和音全体の聞こえ方に影響します。
コード練習は、単に形を覚えるためだけのものではありません。自分の音を一本ずつ聴くことは、周りの音を聴くための準備にもなります。
一度に全部直そうとしなくて大丈夫
Fコードがきれいに鳴らないときは、コード全体を何度も弾くのではなく、一本ずつ確認して原因を分けてみましょう。
指の位置を数ミリ動かしたり、ネックの角度を少し変えたりするだけで、音が変わることもあります。
「Ukulele Thursday」では、普段の練習や合奏に役立つ小さな発見を、短い動画で紹介していきます。
徳島・オンラインでウクレレレッスンを行っています
でわひろき音楽教室では、初めてウクレレに触れる方から、アンサンブルやウクレレオーケストラを楽しみたい方まで、それぞれの目的に合わせたレッスンを行っています。
コードが鳴らない原因を一緒に確認したい方や、一人の演奏から合奏へ進んでみたい方も、お気軽にご相談ください。