月1東京、地方拠点。二拠点で育てたい“文化の循環”
月1東京、地方拠点。二拠点で育てたい“文化の循環”
今年の末、僕は東京から徳島へ拠点を移す予定です。
そのあと、早ければ来年の後半からは「月に一度、東京に通う」ことを目指しています。
これは単なるスケジュールの話ではなく、僕にとって大きな意味を持つビジョンです。
東京で得られる刺激や出会いを、徳島に持ち帰る。
そして徳島で育った空気感や物語を、東京に届ける。
この往復運動を繰り返すことで、僕は「文化の循環」をつくりたいと思っています。
どちらか一方を選ぶのではなく、両方を活かす。
都会のスピード感も、地方の静けさも、音楽を育てるのに必要な要素です。
むしろその両極を行き来することで、音楽の可能性はもっと広がるはず。
二拠点で活動することは、僕自身の成長でもあり、
音楽を学びたい人にとっての新しいモデルにもなると考えています。
最初は僕ひとりの往復から始まります。
でもいずれは、生徒さんや講師仲間、イベントに参加する人たちが、
その循環に自然と乗ってくる。
そうやって文化の呼吸は、個人の移動からコミュニティ全体の動きへと育っていくと思うんです。
「月1東京」はまだ少し先の未来の話。
でも、そうやって人と文化が行き交う光景を思い描くと、
これからの活動に大きな意味を感じています。