Trey Anastasio Bandを聴きながら気づいた演奏の仕方で変わるコードの意味合い


前回のブログに引き続きTrey Anastasioネタ。

弾き語り、Phish、ソロ名義のTrey Anastasio Bandと幅広く活動する彼ですが、どの活動も方向性が違うのが面白いところです。

今回はTrey Anastasio Band。
このバンドはホーン・セクション、パーカッションを擁した大所帯で、サウンドの幅広さが特徴です。
インプロヴィゼーションでソロをとるパートも各メンバーにしっかりと用意されており、Phishのソロ回しとは少しニュアンスが異なります。

Trey Anastasioの細かいバッキングのバリエーションが確認できるのも面白いところ。

ジャムバンドというシーンを追いかけ始めてから気づいたことなのですが、バッキングで大切なのは音の質量です。
オープンコードでジャーンと弾くのと、ハイフレットで高音側だけ弾くのとでは、全然ダイナミクスとニュアンスが違う。
場面に合わせて音程の高低、ダイナミクスが変わっていくことで、曲の中にドラマが生まれる。

僕の尊敬するピアニスト、橋本一子さんも確か"コードの質量"ということをおっしゃられていた気がするので、自分の中で色々と繋がったなと。
例えばあなたがコードフォームをひとつしか知らなくても、全部の弦をジャーンと弾くとか、低音側だけ優しく、高音側だけ激しく、真ん中の部分だけ弾くとかで、曲の中におけるコードの意味合いがきっと変化していくはずです。

ついつい華やかなソロの方に耳が行ってしまいますが、バッキングの繊細さを楽しむのも、音楽の楽しさだと思います。

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